アリバイ工作について

アリバイ工作という言葉を聞くと、どうしても物々しいイメージがつきまとっています。
刑事ドラマや犯罪捜査の中でも、アリバイ工作が云々という場面が出てくるので、良いことか悪いことかというと、非常に微妙な線かもしれませんが、決してマイナスなことばかりではないでしょう。
むしろ、相手に気付かれずに事を運ぶ上で、アリバイ工作をしたことにより、スムースな流れを作り出すことができる場合もあるからです。
しかし、アリバイを作るということは、決して簡単なことではないことも事実です。
あらゆる面での辻褄や筋が通ったストーリー性や納得性を持たせなければならないからです。
推理ドラマでもありますが、ちょっとした所から、ほころびが生じてアリバイが崩されてしまうという場面があります。
このようなことにならないように、アリバイを作る場合は、色々な観点からの見方を考慮していくことが大事です。
仕事で地方に行くというアリバイ工作を立てる必要があったとします。
その時には、地方に行った時に誰に会ったのか、そして、会った人からのコメントも必要です。
また、その時に使った交通機関のチケットの申込みの控えや利用履歴があれば、完璧です。
とは言うものの、最近はインターネットでの利用履歴が参照できますので、この当たりのことも配慮しておく必要かあります。
今でも残っていると思いますが、ホテルや街中の店舗でも有線放送が流れていました。
有線放送には、100チャンネル以上の番組が流れていましたが、その中に興味深いコンテンツがありました。
"パチンコ店内の音"です。
このような類いの番組がいくつかあったのです。一見、何のためにあるのかく日を傾げそうになるのですが、サブタイトルは"アリバイ工作"なのです。
少しユーモラスさえ感じてしまうのですが、このようなコンテンツが存在していたということは、身近な所でも、アリバイ工作が必要だったことがあるのかもしれません。
しかし、このようなことをして、世の中の出来事が上手く回ることができるのであれば、とても大事なことなのかもしれません。
せっかくアリバイ工作を画策しても、ちょっとした観点から矛盾点が出てきてしまったのでは、元の黙阿弥となってしまいます。
どのような目的で、誰に対するアリバイ工作なのかを想定しながら、ストーリーを建てて行くことが大事でしょう。
まるで、推理作家のような心境で考えていく感じになるのかもしれません。
もしかすると、本当に推理作家になれるかもしれませんね。